訃報
「ヤングガンガン」にて連載中の漫画「キャタピラー」の作画を担当なされていた匣咲いすかさんが
27歳という若さで急逝されました。
この「キャタピラー」は今現在自分が(ToLOVEるの次に)最も熱いと感じていた漫画のひとつであり、
これを読むためだけに1月からヤングガンガンの定期購読を始めたほど
この作品にとても魅せられていました。
現在の時点でキャタピラーの連載は中止、
再来週のヤングガンガンでは原作者のコメントが掲載されるようです。
新しい「蟲」が現れ、物語も新たな局面に差し掛かるというこの時期に、
惜しくもこの世を去らねばならなくなってしまったいすか氏の無念は
どれだけ悔やんでも悔やみきれない深いものだと思います。
僕個人、ファンの一人としてとても残念な気持ちです。
ご冥福をお祈りいたします。
せめてあの世では美香さんと共に「芋蟲」たちの戦いを暖かく見守っていてほしいです。
27歳という若さで急逝されました。
この「キャタピラー」は今現在自分が(ToLOVEるの次に)最も熱いと感じていた漫画のひとつであり、
これを読むためだけに1月からヤングガンガンの定期購読を始めたほど
この作品にとても魅せられていました。
現在の時点でキャタピラーの連載は中止、
再来週のヤングガンガンでは原作者のコメントが掲載されるようです。
新しい「蟲」が現れ、物語も新たな局面に差し掛かるというこの時期に、
惜しくもこの世を去らねばならなくなってしまったいすか氏の無念は
どれだけ悔やんでも悔やみきれない深いものだと思います。
僕個人、ファンの一人としてとても残念な気持ちです。
ご冥福をお祈りいたします。
せめてあの世では美香さんと共に「芋蟲」たちの戦いを暖かく見守っていてほしいです。
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行・年・来・年

長いように思えた2012年も
もうあと数分で終わりを迎えようとしています。
「一年」という時間を短う思う時には2つのパターンがあると思います。
一つは、年の瀬になって一年を振り返るとき。
もう一つは、あまりにも『充実』しすぎて、
季節や時期を知覚する間もなく年の終わりを迎えてしまったとき。
前者は幼い子供や社会を知らない人間でも思えることであり、
後者は社会に出て初めて知ることのできることだと思います。
今年一年、自分の身には様々な試練や困難が降りかかりました。
サークルのイベント運営の責任者、「先輩」として後輩に仕事を教えること、
上に立つ人との衝突、同期との不調和など・・・・・
去年(2011年)よりもさらに激しさを増した「初めて」だらけの年でした。
それだけでなく、今年は初めて自分自身の足で東京や京都、神戸へと
足を運ぶことが多々ありました。
それを行わせたのは「ToLOVEる」という漫画に対する情熱でした。
このように、今年は苦難という意味でも、趣味という面でも『充実』していました。
何かに本気で打ち込んでいればいるほど、それに対して消費するエネルギーが大きくなり、
エネルギーが集まれば集まるほど、自分が本気で打ち込む「何か」に、
今後の自分の成長にとって有益な「栄養」が蓄積されていくと思います。
いわば何かに本気で打ち込むということは、
日々の繰り返しのような生活の中で持て余して腐らせてしまう肥料を
一つの苗に集中的に与えるような感覚に似ています。
そして養分をたっぷりと吸収して育った苗は、
甘くて美味しい果実をつけるのか、誇らしく美しい花を咲かせるのか、
はたまた途中で腐って枯れてしまうかどうかは途中では分かりません。
しかしたとえ実や花を付けずとも、腐ってしまおうとも、
それを育てていくプロセスそのものが自分自身にとっての「肥料」なのです。
問題はその「肥料」をどのように吸収するかであり、
時には苦くて口にしたくないような肥料もあれば、
元から見向きもせずに受け流してしまう肥料もあるでしょう。
しかし、大事なのはそれらの肥料の一粒一粒をしっかりとかみしめることであり、
かみしめた味をいつまでも覚えておくことだと僕は考えます。
今年の後半、特に10月と11月は本当に苦しくて、
バイトでもサークルでも精神的に未だかつてないほど追いつめられていましたが、
それらを乗り越えて今僕はここにいます。
ただ受け流すだけではここまでたどり着けませんでした。
苦い肥料を必死で噛み砕き、その味をしっかりと覚え、
その味を以て自分独自の生き方や仕事のスタイルを確立させたからこそ、
ここまでやってこれたのです。
何が言いたいのかというと、
年の過ぎを感じられないほど様々なことに力を注いできたこの一年は、
自分にとってかけがえのない重要な「肥料」に恵まれた一年だった、ということです。
皆さんもどうか、辛いことや苦しいことが多々あると思いますが、
年が終わるのを年の瀬になって初めて感じられるような一年、
そして「いい一年だった」と思えるような一年を過ごすことができたのならば
それは皆さんにとって素晴らしい「肥料」となった一年になったと思います。
それでは、今年最後の更新でした。